ゴールデンウィークの予定を考え始めている人も増えてきたと思います。
そもそも御嶽山はゴールデンウィークに登れるのでしょうか?
いつから?どこから?どうやって登るのか?について解説したいと思います。

黒沢口登山道
さきに話しておきますと、今回は黒沢口登山道に限定したお話です。
3つの主要ルート
御嶽山は、主な登山ルートが3つあります。
- 黒沢口登山道(ロープウェイor中の湯登山口)
- 王滝口登山道(田の原登山口)
- 小坂口登山道
小坂口登山道は岐阜県側のルートで通年利用できる登山道です。
逆に王滝口登山道は開山時期(7月上旬〜10月中旬)しか通行できない登山道です。
ですので、ここではロープウェイか中の湯登山口を通る黒沢口登山道の解説をします。
ゴールデンウィーク以降〜開山前
こちらは御嶽山登山2026〈年間スケジュール〉予想でも解説している内容です。
例年だとゴールデンウィーク以降、黒沢口登山道(ピンク表記)は開通します。
登山口までの車道の冬期通行止めが解除され、黒沢口のロープウェイが営業を開始するからです。また6合目の【中の湯登山口】も利用できるようになります。
クリアする条件
先に結論を述べますと、以下をクリアしないとそもそも登山口に立つことができません。
通行止め解除の問題
まず道路の冬期通行止めが解除されないと、そもそも登山口へ辿り着けないからです。
通行止めが解除された場合、
中の湯登山口(6合目)やおんたけロープウェイ駅まで行けるようになり、黒沢口登山道を通行できるようになります。
冬期通行止めについてはこちら

御嶽山の状況の問題
さらに、以下をクリア(理解)できたならば、ゴールデンウィークに黒沢口から御嶽山へ登って山を楽しむことができます。
詳しく解説:①冬期通行止め解除は?
それでは詳しく解説していきます。
まずは道路の冬期通行止めについてですが、
木曽町公式サイトでは、4月下旬に解除されると掲載されており、例年ゴールデンウィークに併せて解除されているようです。参考までに、昨年の解除は5月1日(木)でした。
正確な時期については木曽町の発表をお待ちいただき、公式サイトをご確認ください。
木曽町公式サイト

冬季期間中、積雪が多く除雪が困難な路線、凍結の恐れのある路線が閉鎖(全面通行止)となります。
木曽町公式サイトより
*御嶽山麓3路線、地蔵峠線〜84号線は4月下旬末、矢崎沢線は3月下旬末に閉鎖解除の予定です。
冬季閉鎖路線図
https://www.town-kiso.com/files/file/box/82/826dd1da0d23581bdfba920fc5156b6e170ceedd.pdf
ロープウェイ運行開始は?
今年のおんたけロープウェイ運行開始は4月24日(金)〜と発表がありました。


2026年おんたけロープウェイ営業期間は
おんたけロープウェイ公式サイトより
4月24日(金)~11月8日(日)の予定です。
※状況により変更となる場合がございます。
※その他事情で止むを得ずお休み、また定休日を設ける場合があります。ご了承ください。
上記の通り、天候などによって運休となる場合があるので、利用する方は公式サイトでご確認ください。

道路状況によっては、冬期通行止めの解除が遅れる場合もあります。その場合はそもそもロープウェイまで行くことができないので、4月24日(金)という日付はまだ予定であるという認識でいた方がよいでしょう。
中の湯登山口とは?
黒沢口登山道のもう一つの登山口である、中の湯登山口は6合目にあたります。冬期通行止めが解除されたら利用できるようになります。

ロープウェイを利用する場合は、運行時間の縛りがありますが、
中の湯登山口の場合は時間を気にせず歩けるメリットがあります。健脚者にオススメなルートです。

メリット:ロープウェイ料金がかからない、時間を気にしなくて良い
デメリット:体力、時間がロープウェイ利用に比べて必要である
詳しく解説:②御嶽山の状況
次に御嶽山の状況ですが、以下をクリア(理解)する必要があります。
それでは、それぞれ解説に移ります。
剣ヶ峰へは行けない
御嶽山は、災害対策基本法によって規制区域があり、ゴールデンウィークの時期は剣ヶ峰へは行けません。

災害対策基本法とは、災害の対応や対策を定めた日本の法律です。
この災害対策基本法第63条によって、王滝村と木曽町が御嶽山の警戒区域を設定しており、同第116条によって罰則も定められています。
規制位置は黒沢十字路ですが、雪によって、規制ロープは埋もれている可能性があり、はっきりとした表記がない可能性があります。


規制ロープがなくなっているからといって、先へ進んでは行けません。
仮に、先へ進んでいる足跡があっても、
「足跡があるから自分たちも行っちゃえ」という選択をしないでください。

規制ロープを当てにするのではなく、
黒沢十字路の正確な位置の把握、登山地図を見てきちんと現在位置の確認ができるようにしてください。
「規制ロープがないからわからなかった」
「他の人の足跡があったから、進んだ」
「規制があること自体知らなかった」
という言い逃れをしないですむように、事前の情報収集をお願いします。

山小屋は基本、営業していない
御嶽山は複数の山小屋がありますが、この時期は例年ですと営業していません。避難小屋としての解放もしていませんし、トイレも利用できません。
これらを把握した上で、しっかりとした準備のもと、登山してください。
今年は例外あり!
ニノ池山荘から、2026年のゴールデンウィークに営業すると発表がありました!

詳しくはニノ池山荘フェイスブックまたはホームページをご覧ください。
夏山シーズン前に二ノ池山荘でも何か記念となるイベントが出来ないか模索した結果「一日でも足を運んで頂こう」という思いからGWの営業を決定しました。
ニノ池山荘Facebookより
開業8年目にして初めての企画です(中略)GW営業期間は4月28日(火)から5月6日(月)までの9日間です。
宿泊プランは素泊りのみで、料金は10000円(税込み)です。
宿泊のお客様へは、カレーライス、親子丼などの食堂メニューをご提供します。
アルコールも含め、飲料の販売はございます。
男性スタッフ2名で営業します。
日中の食堂は営業しません。
分からないことがございましたら、下記までお気軽にご連絡下さい。
090-四六六八‐7000(山小屋予約)
皆さまのお越しを心よりお待ちしています。
最新情報では、営業開始は29日(水)からだそうです。詳しくは直接お問い合わせ願います。

私もが親しくさせてもらっている山小屋でもあります!とても居心地良くてオススメです。オーナーの小寺さんも、スタッフの男性もとても素敵な方で、いつもお世話になっています。ニノ池山荘は筆者イチオシの山小屋ですので、ぜひご利用いただけたらと思います!
雪山登山装備
登山道が開通しても、この時期の御嶽山は夏山装備やハイキング服装、ましてや普段着で行ける場所では決してありません。雪山登山の装備は必要です。
これだけははっきりと言えることですが、雪は確実に残っています!
ご自身の技術と装備を確認した上で臨んでくださいますようお願いします。
雪の残雪状況は毎年違いますし、登山スキルや感覚も人によって違うように感じます。そして私は登山のスペシャリストではありませんので、「〇〇が必要」「これがあれば大丈夫」といった記述は遠慮させていただきます。

まとめ
以上がクリア(理解)できた方は、ゴールデンウィークに黒沢口登山道を楽しんでいただけると思います。
行ける場所のリストアップ
行ける場所、というのはあくまで「行くことが可能な場所」「禁止・規制されていない場所」という認識でお願いします。
日帰りでロープウェイ利用だと時間制限があるため、御嶽の北側方面を散策する時間はないと思われます。ロープウェイの運行時間にはくれぐれもご注意ください。

ニノ池山荘へ泊まろう
しかし今年は泊まれる小屋があります!
なんと言っても今シーズンはニノ池山荘が営業しています。
ニノ池山荘を宿泊利用できれば、行動範囲がグッと広がります。
御嶽山の北側で、「行くことが可能な場所」「禁止・規制されていない場所」をリストアップしておきます。ニノ池山荘を宿泊利用できたら、以下の場所等へ行く余裕ができるかもしれません。

ニノ池山荘の紹介は、改めて単独記事を予定しています。


最後に、
ゴールデンウィークに御嶽山を登山する方々が、ルールを守って安全に御嶽山を楽しんでくださいますように⭐︎

御嶽山では、テント泊および避難小屋泊はできません。
ルールを守って楽しみましょう。



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