前回の北御嶽の高天ヶ原(タカマガハラ)!とつなげて、今回は御嶽山三十八史跡巡りの黒沢口「第十九番 高天ヶ原」の紹介です。
【高天ヶ原】は美しい場所なので、ぜひ訪ねてもらいたい場所です。ただ、黒沢口や王滝口から日帰りで訪れるには、健脚でないと厳しいところです。それもあって、比較的静かに歩けるかもしれません。
朱印帳の紹介
四の池の火口壁がなだらかな丘上に広がった地形で、山並みを見渡せる素晴らしい眺望と、訪れる人もまれな自然の宝庫で四の池の花畑を俯瞰する景観は、まさしく天上の神々が住む高天原というにふさわしい聖地である。(後略)
「朱印帳 御嶽山三十八史跡巡り」(木曽御嶽神社)
- 山並みを見渡せる素晴らしい眺望
- 訪れる人もまれな自然の宝庫
- 四の池の花畑を俯瞰する景観
- 天上の神々が住む高天原にふさわしい聖地
これぞ褒め攻撃!
ややこしい後半は次回紹介!
後半部分は少し分かりにくかったので、下記に要約のみ載せておきます。
・御嶽山の北端の継子岳は御嶽山縁起の阿古田丸伝説に因んで命名された。
・継子岳には阿留摩耶天を祀っている。
・覚明行者が悪魔を封じ込めた山を、「魔が廃岳(継母岳)」と読んでいたが、この伝承は継子岳のことである。大六天が勧請されている。
なんだかすごい情報量でした。キーワード多すぎです!
【阿古多丸伝説】や【阿留摩耶天】については以前紹介しましたのでリンクから読んでください。
気になる「魔が廃岳(継母岳)」と「大六天」は、次回以降の記事で紹介します!
通り過ぎちゃう石柱
石柱の場所ですが、登山道を歩いていると一見見逃してしまいます。気がつくと通り過ぎてしまうのでご注意です。
【継子岳】山頂から、【継子Ⅱ峰】へと一旦少し下ります。
途中、こんな鳥居の頭が見えたら、そこ目掛けて歩いてください。こんな風にホシガラスくんが止まっていてくれると見つけやすいですが、前だけ見て歩いていると、、、
「あ、通り過ぎた!」ってなります。私は過去2回通り過ぎてしまいました笑
気づいて振り返るとこんなお社がありますので、行きたい方は登り返してくださいね笑
「黒沢口第十九番 高天ヶ原」と彫ってあります。【継子Ⅱ峰】から逆順で登った場合には絶対に目につきます。日本の神さまが祀られているようです。
平べったい石が積んであります。【高天ヶ原】は、このような岩が多く見られます。
以前紹介した私の大好きな岩の露頭もあります(御嶽山に見られる板状節理)
石に興味ある方はぜひ覗いてください。
進むか引き返すか?!
この先の道は【継子Ⅱ峰】で、以前紹介したアルマヤ天狗の祠があります。
御嶽山三十八史跡巡りを順番に回るとするなら、この後は二十番の賽の河原へ行くことになります。引き返してもいいですが、このまま【四ノ池】へ下る道もあります。
もちろん下るということは、その先は登り返すことになりますが、その価値はあります!時間と体力に余力があったらぜひ進んでください!【四ノ池】も上から見るだけでなく、ぜひ下までへ下りて【高天ヶ原】を見上げて欲しいです!
そのまま【三ノ池】へも周回できますので、お時間許す限りどうぞ♫(周回しても【賽の河原】は通ります)
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