越後の八海山、登拝記録①

新潟県の御嶽山

前回、御嶽山に祀られている八海山について説明しました。(八海山はどこからきた?
今回は、ついにその本場である越後の八海山へ登ってきましたのでそのレポートです。

いざ越後の国へ!

普寛行者ふかんぎょうじゃが御嶽山を開山したその2年後の、寛政6年(1794年)に開かれた八海山です!

言わずと知れた普寛行者ふかんぎょうじゃと弟子の泰賢行者たいけんぎょうじゃ圓城院えんじょういん泰賢たいけん)の足跡を辿るわけですが、八海山は厳しい山です。おそらく御嶽五山(御嶽山、三笠山、意波羅山、武尊山、八海山)の中で一番難易度が高い山です。

ギザギザの八海山が近づいてきました

八海山は日本200名山にも名を連ねており、登山している人ならば割と知られた山かと思います。岩と鎖のまさしく本格的な山で、修験道好き、岩山好きにはもってこいの山です。

少々遠方であり、初めて行く山なので今回はロープウェイを使って、山頂部の八ツ峰やつみねコース〜最高峰の入道岳にゅうどうだけを行くことにしました。八ツ峰やつみねコースだけでも上級レベルが求められる危険なルートです。

普寛行者が開いたという屛風道は八海山の中でも最も難易度が高いため、今回は見送りました。

また泰賢行者たいけんぎょうじゃが開いたという大崎口コースはいわゆる表参道的なルートだと思いますが、距離が長く時間が限られているため残念ながらパスしました。

晴天の紅葉日和!

天気がよく、八海山が見えてきてワクワクしました。

ロープウェイから

今回はロープウェイを使った一般的なルートで登ります。ロープウェイには、白装束で桧笠の方達も同乗していました。

https://maps.app.goo.gl/pbxZbJSUaKzPfqPV9

ロープウェイを下りるとすぐに「八海山大神はっかいさんおおかみ」と書かれた大きな鳥居があります。

鳥居を潜って階段を上がると八海山の遥拝所がありました。【八海山大神はっかいさんおおかみ】と【木花之佐久夜毘売このはなのさくやひめ】が祀られていました。

ロープウェイから同乗していた御嶽講の方々が勤行ごんぎょうを始めました。

話しかけようかと一瞬考えましたが、勤行の邪魔をしては行けないので超越して先へ進みました。姿を見られただけでも嬉しい気分です。

女人堂到着

1時間ほど登ると、避難小屋とトイレがある広場に着きます。山丸三やままるさん八海山大神はっかいさんおおかみが彫られた大きな石碑が建っていました。ここは八海山のかつての女人堂(女人結界)だった場所です。

石碑が点在しています。

ここから八海山を遥拝していたのが分かります。石碑には「東京八海山一心講社」と書かれていました。

紅葉が美しい時期ですね。先へ進みます。

7合目を通過します。この先はだんだん道が急になっていきます。

修験の山を思わせる石碑やお札が点在していました。

8合目薬師岳

1時間ほどで薬師岳というピークに着きます。ここはまだ八海山の八ツ峰やつみねではないようです。

ここにもたくさんの霊神碑れいじんひが建っていました。

左右の景色は最高です。

有人小屋である千本桧小屋せんぼんひのきごやが見えてきました。

9合面千本桧小屋

千本桧小屋せんぼんひのきごやです。飲み物やTシャツ、バッチなど売っていました。

この先は八海山の核心部、八ツ峰やつみねコースへ入ります。しかし八つ全てのピークを踏むことはできないようです。

八ツ峰核心部へ

地蔵岳と不動岳

まずは1つ目の地蔵岳じぞうだけです。

「山丸三」に、「白川本四郎霊神」と彫られた石碑がありました。

千本桧小屋せんぼんひのきごやがよく見えます。紅葉が美しい。

次の不動岳に向かいます。大きなコブのような岩がありました。

二つ目の不動岳ふどうだけ到着です。

不動岳から見た地蔵岳です。割と近いです。

覚明霊神かくめいれいじん豊斟渟尊とよくむぬのみことの石碑がありました。豊斟渟尊とよくむぬのみことは三笠山に祀られている神さまの名前です。

ここは立派な霊場の雰囲気があります。

この像は八海山大神ですね。

御嶽山の神霊軸に描かれている八海山大神と姿が同じでした!

御嶽山普寛大神

そのほか、
新潟市日月八海山教会にちげつはっかいさんきょうかい
御嶽山普寛大神 
海上霊神

など書かれていました。

先にはさらなる岩場が待っています。3つ目の七曜岳のあたりでしょうか?

鎖を使って岩を下ります。

そしてまた登るの繰り返しです。

足元は少し凍っていて危ないです。

振り返ると先ほどの不動岳です。

ここが3つ目の七曜岳だったかもしれません。表記は見つかりませんでした。

白川岳〜摩利支岳

再び岩を下ります。

4つ目の白川岳しらかわだけに着きました。おそらく白河大神しらかわおおかみから由来した名前だと思います。

5つ目の釈迦ヶ岳しゃかがたけはなく、6つ目の摩利支岳まりしだけです。白川岳と摩利支岳の時間差は5分くらいでした。地図の表記と少し場所が違うかもしれません。

本日の登り、1番の難所かもしれません。ほぼ垂直のハシゴを登って、

そのまま、ほぼ垂直の岩を登ります。

7つ目の剣ヶ峰けんがみねへは行くことができず、巻くようなルートになっています。

大日岳

8つ目の大日岳だいにちだけへ到着です!

小さな八海山大神はっかいさんおおかみ像と、

山丸三やままるさんを形どった燭台しょくだいがありました。

そして本日1番の下りです。強風の中、鎖で岩壁を下ります。

なかなか迫力ありました。

これで八ツ峰やつみねは終わりです。

次回は八海山最高峰の入道岳、帰り道、八海山尊神社を紹介します!お楽しみに!

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