前回、秩父市の【意和羅山】を紹介しました。意波羅山を探せ!①秩父市の大滝へ
埼玉県は、【普寛行者】の故郷であるため、御嶽山を祀る場所が多いように感じます。せっかく埼玉県を訪ねたので、御嶽巡りをしました!
感想ですが、ものすごく素晴らしかったです。先日、国宝である静岡県の「久能山東照宮」に行ってきましたが、正直この田島御嶽神社の方が感動しました。
【木曽の御嶽山】を表す【山丸三】がここぞとばかりに彫られています。
そして、【天神雷鳥】というライチョウを模した霊鳥が祀られています。
さらに素人目ですが、東照宮に全く劣らない豪華絢爛な彫刻がすごい!
しかもこちらは、駐車場無料、参拝料無料、ほぼ無人という貸切状態!
(久能山東照宮は駐車場代500円+参拝料500円+大混雑)
田島御嶽神社 〒338-0837 埼玉県さいたま市桜区田島3丁目28−30 駐車場あり(神社の西側) Google マップGoogle マップで地図を検索。乗換案内、路線図、ドライブルート、ストリートビューも。見やすい地図でお店やサービス、地域の情報を検索できます。世界地図も日本語で、旅のプランにも便利。 御嶽神社 - 木曽御嶽山開山 普寛行者修行の地―さいたま市桜区田島鎮座 御嶽神社の公式ウェブサイト木曽御嶽山開山 普寛行者修行の地―さいたま市桜区田島鎮座 御嶽神社の公式ウェブサイト
特徴
天神雷鳥(ツルとライチョウを合わせた霊鳥)
豪華絢爛な彫刻
山丸三がたくさん
創建は鎌倉時代1295年(永仁三年)
普寛行者(1731-)が修行した根本道場であり、普寛行者が御嶽山を開山(1792-)した後に、【木曽の御嶽山】の御分社として奉祭された神社です。
普寛行者が、木曽の御嶽山に初めて登拝した際、山頂までライチョウに導かれたという話が伝わっています。そのためライチョウは神の鳥として大切にされており、この田島御嶽神社では天神雷鳥として祀られているんです。




木曽御嶽山分社 田島御嶽神社
木曽御嶽山開山 木喰 普寛行者 修行之地
といったことが掲げられていますね。




「紙本淡彩 普寛行者 画像」とあります。画像というともっぱらスマホの写真を連想してしまいますね。つまり御影1のことを表していると思います。田島御嶽神社のHPで見ることができました。




手水舎ですが、ここの山丸三は少し形が違うのに注目です。

山丸三はの「山」部分は「入山」といって山が二つの山が交差なんですが、この「山」は曲線で「三つ山」になってるようですね。実は最初の赤鳥居も、上部の山丸三は手水舎と同じ形になっていました。

田島一心講という講社が受け継いで守っているようですね。毎年、木曽の御嶽山登拝も行っているみたいです。


田島一心講社の紋様かもしれませんね。一説には、一山行者の紋様であるとも聞いたことがあります。


狛犬の内側にご注目です。


これが【天神雷鳥】だそうです。頭と足がタンチョウ(ツル)で胴体がライチョウという言わば神獣?霊鳥?みたいです。こんなに足が長いととてもライチョウに見えないですが、

後ろから撮影しました。どうですか?岩で足を隠すとちょっとライチョウさがでたと思います。
下の金文字にはこのように書かれています。
御自詠 ありがたや 神の御恵み 浮きいでし 武蔵の國の 雷の鳥かな 木喰 普寛行者 (江戸時代)

さて、いよいよ拝殿です。ここにも【天神雷鳥】がいますね!。




子連れで描かれているのが可愛いですね。そして青い方は滝を表していますね。


【木曽の御嶽山】の三の池に祀られている白龍大権現を勧請したそうです。






この【山丸三】囲っているを装飾ですが、御嶽山の形を表しているように思いました。なんだか中心から噴火しているようにも見えます。ここで飛んでいるのはツルですね!


役行者は、修験道の開祖であり、【木曽の御嶽山】に最初に勧請した神さま【金剛蔵王権現】を生み出した人物です。そして【木曽の御嶽山】の開山に大きく関わった霊神たちの名前です。

ここにも両脇に天神雷鳥がいますね。天神雷鳥社は、完全にオリジナルを感じます。

八海山提頭羅神王
御嶽山座王大権現
三笠山刀利天宮
御山一切之大神
鎮守産土大神

天神雷鳥之大神
御嶽山座王大権現
天地不動明王
天地神柢
八百萬之大神







本当に、素晴らしい神社でした。残念なのは、授与所が空いていなかったことと、手水舎の青龍大権現を見逃したことです。次にトライします!この神社ならご祈祷してもらう価値あるかと思いました。また訪ねたいと思える神社でした。

- 御影とは・・・神仏の絵、像、肖像画、写真 ↩︎