この御嶽神社は、北野神社の境内に立つ末社のようで、特に由来などは書かれていませんでした。群馬県は、【普寛行者】ゆかりの御嶽講の影響がかなり残っているので、ここもその一つだと思われます。
〒370-0076 群馬県高崎市下小塙町386
https://maps.app.goo.gl/tY8dtpPk7Wb6cYKv9?g_st=ic
駐車場なし
正面が「北野神社」です。
余談ではありますが、「北野」とは、京都の「北野天満宮」から勧請した名前ですね。
そしてさらに辿ると、「天満宮」は菅原道真公を祀ってある九州の「太宰府天満宮」が総本社にあたります。全国にある「天満」や「天神」と名のつく神社は全てこれが元になっています。
さて、こちらが境内にある【御嶽神社】です。
【御嶽神社】と整った文字で書かれていますし、【山丸三】を確認しました。
「御嶽」という文字だけでは、元が【木曽の御嶽山】なのか他の【御岳山】なのか、吉野の【金の御嶽】なのか判別できないところですが、【山丸三】がある以上、【木曽の御嶽山】で間違いありませんね。
横には【御嶽大神】と大きく掘られた石碑があります。
【御嶽大神】は国常立尊・大己貴尊・少彦名尊を三位一体として表す言い方です。
梅の花越しに【山丸三】に焦点を当てて見ました。
小さな祠が並んでいました。
訪れたのは2月でしたが、明るく暖かい日和でした。