御嶽山の信仰

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石板『阿波ヶ嶽の由来』解読!

前回、遠い四国である徳島の阿波に御嶽信仰が伝わった経緯をお話ししました。儀覚行者ぎかくぎょうじゃと阿波の藍職人が影響しあった寿覚行者じゅかくぎょうじゃは儀覚行者ぎかくぎょうじゃの弟子であり、福寿講を立ち上げ、西開行者さいかいぎょうじゃを窮地...
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なぜ御嶽山に“阿波”?

唐突ですが、御嶽山には【阿波ヶ嶽あわがたけ】という場所があるのをご存知ですか?「阿波あわって阿波あわ踊りの阿波あわ?徳島県だっけ?」「なんで御嶽山に徳島の阿波あわ?」「見たことも聞いたこともない」??知らなくても、きっとこの場所なら分かりま...
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2つのまごころの塔、完全比較!

前回、八丁タルミに建っていた【まごころの塔】が破損したこと、新潟県にも全く同じ塔が建っていることなどと述べました。まごころの塔とは?今回は、2つの【まごころの塔】に実際彫られている文面を完全比較&解読します。2つの塔2つの【まごころの塔】を...
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まごころの塔とは?

御嶽山には【まごころの塔】というモニュメントが建っています。今回はこの【まごころの塔】についてお話しします。【まごころの塔】と聞いてピンとこなくても、この画像を見たら「ああ、あのグルグルしたやつね!」と分かるでしょうか?【まごころの塔】が建...
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初代・普寛講の痕跡②太元講

初代・普寛講ふかんこう(御嶽講おんたけこう)の中でも、最も歴史あると言われている御嶽講を紹介しています。今回はその続きです。順明行者の太元講!前回紹介した高砂講たかさごこうと並んで、木曽の御嶽講で最も古いと言われているのが太元講たいげんこう...
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初代・普寛講の痕跡①高砂講

先回、【覚明講かくめいこう】のルーツを辿りましたが、今回は【普寛講ふかんこう】です!普寛講ふかんこう(御嶽講おんたけこう)を立ち上げるよう指示した普寛行者ふかんぎょうじゃですが、初代・普寛講ふかんこう(御嶽講おんたけこう)はどんな講社だった...
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覚明講はいつできた?❶-元祖系-

御嶽山は噴火警戒レベルが1へ下がり、再び黒沢口登山道から登れるようになりました。この黒沢口登山道は、尾張おわり出身の【覚明行者かくめいぎょうじゃ】が開いた道です。そのため、登山道には【覚明行者かくめいぎょうじゃ】由来の場所が多く残されてあり...
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御嶽講って何?〇〇講の意味とは?

御嶽山は修験道が活発な山で知られています。そして御嶽山では、【御嶽講おんたけこう】【御嶽講社おんたけこうしゃ】や「〇〇講こう」という言葉を当然のように使っています。これまでも高針心願講や出生講、神蓮講など登場してきましたね。この【御嶽講おん...
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お山に感じた畏れの心

数ヶ月ぶりに木曽を訪ねた。まだ閉ざされたままの御嶽山を目にした瞬間、「なんて荘厳そうごん1なんだ」と言葉がもれた。今回はそれ以外に、的確な表現の言葉が見つからなかった。2025年5月現在御嶽山は噴火警戒レベルを2の状態で維持しているため、8...
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御嶽山の不動明王はどうして重要?

【不動明王ふどうみょうおう】は【不動尊ふどうそん】や「お不動ふどうさん」など呼ばれています。いかつい顔で、少し怖いイメージですよね。【不動明王ふどうみょうおう】は御嶽山にたくさん祀まつられています。今回はこの【不動明王ふどうみょうおう】につ...