【御嶽山(御岳山)】は【金峯山寺】から全国各地に勧請されているというお話をしました。
言わば本家から、どんどん分家が広がっていった、、、といった感じで全国に普及しています。
私は【木曽の御嶽山】と深く関わっているので、【御嶽山】という文字を見たときに、親近感が湧くとの同時に、すごく安心します。
「あなたはどこの【御嶽山】出身ですか?」と聞きたくなってしまうんです。
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前回紹介した、東京青梅市の【御岳山】もかなりの規模の霊山ですので、そこからまた勧請された山があったりします。
【木曽の御嶽山】も、【王の御嶽】と呼ばれ、独自の道を歩き始めます。どんどんビッグネームになって、本家から独立したという立ち位置かもしれません。
間違いないのは、
「全ての【御嶽山(御岳山)】のルーツは【金峯山寺】の【金剛蔵王権現】である」
ということ!
大きい括りで考えると、【御嶽山(御岳山)】の出所はみんな同じなんです。
とは言っても、やはり大好きな【木曽の御嶽山】出身だとわかると嬉しいものです。
最近はわかるようになってきました。
ある山に登ったとして、【御岳山】と書いた石碑が建っていたとします。その山から【木曽の御嶽山】が見える場合はほぼ、「木曽の」御嶽山出身で間違いありません。
他にも、その山が「木曽の」御嶽山と関係する山だった場合も同じですね。今後紹介していきます。
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木曽の御嶽山を向いている
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これも木曽の御嶽山を向いている
それでもわからない場合があります。例えば、私の住む群馬県のとある公園の一角に、稲荷神社があります。そこには小さな祠がたくさん置いてあるんですが、その中にも【御嶽山】と書かれた石碑がポツンと建っていたりします。
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このように【御嶽山】という文字で悩んだときは、
どこ出身??と考えるのはやめて、大好きな【木曽の御嶽山】と
遠く大和(奈良)の【金峯山寺】にある【金剛蔵王権現】を思い浮かべて、手を合わせることにしましょう。
結論まとめ
・全ての【御嶽山(御岳山)】のルーツは【金峯山寺】の【金剛蔵王権現】である